『食べて応援！』　〜能登半島地震に寄せて〜

2024年元旦の能登半島地震発生から数日間、姉妹で模索していました。
身の丈に合ったやり方で支援させてもらいたい。
何かできることはないか？！と。

そうして辿り着いた結論が『食べて応援！』

あれこれ悩んだ割にはシンプル過ぎますね(^^;(^^;
でも、私たちにもできることって、日常の延長にあることでした！

早速、能登＆金沢の食材を使わせてもらってパウンドケーキを作ることに。
すべての人にとって、おやつは無くてはならないものではないかもしれない、
でも、おやつがあるとホッとしたり、嬉しかったり、笑顔になれることがあるはず。
“おやつは最強！”って信じていますから(*^^*)(*^^*)

直接、現地に焼菓子を送るにはいろいろハードルがあるので、
今は「想う」に留めて、商品の売上の一部を義援金としてお送りし、
復興に役立ててもらう方向で始動！

まずは素材選び。
支援を継続できるように、季節に左右されず、
年齢・性別関係なく好きになってもらいやすいものを念頭に探しました。
そして、“加賀棒茶”と“能登の塩”を使ったパウンドケーキに決定！
仕入れ＆試作、完成まで、少し時間がかかってしまいましたが、
無事に、美味しく焼けました～ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿

☽ネットショップは本日2月10日（土）から、

☽直売所は2月16日（金）から、販売を始めます。

既にいろいろな形で支援の輪が広がっているタイミングですが、
「日々のおやつでちょっと寄付を…」
そんな気持ちで賛同していただけるみなさま、
能登＆金沢の香りを詰め込んだ新作パウンドケーキ、召し上がってみてください。
そして、できることなら、大切な誰かにも届けていただけたら嬉しいです。

 

●支援対象商品について
三日月のラインナップにはお茶系がいろいろありますが、
ところ変われば味わいも変わる？！
「加賀」と名が付くだけあって、静岡や秦野のお茶とはひと味違う加賀棒茶♪
しかも茶店さんの茶葉の種類や焙じ方でさらに違いが出る。
奥が深い！たのしい！！
個性の違う6種を飲み比べて、かなり迷いましたが2種類に決定。
加賀棒茶シリーズ第一弾の完成です。

 

『加賀かおるパウンドケーキ』
金沢市東山・天野茶店さんの「加賀かおり」使用。
特に甘味を感じるお茶だったので、シンプルに茶葉メインで仕上げました。
生地の上にふったけしの実のプチプチ食感と、能登の塩の旨味、
ほろほろの口溶け、香りの余韻をおたのしみください。

『加賀棒茶みるくチョコパウンドケーキ』
金沢市尾張町・遠藤屋茶舗さんの「棒茶」使用。
遠藤屋さんの茶葉は、甘味・香ばしさ、香りのバランスが良く、
ほかの素材と組み合わせても負けない力強さも感じるお味。
京都・DariKさんのミルクチョコレートの優しい味わいと、隠し味の能登の塩が、
お茶の風味をより引き立ててくれています。

お茶が美味しすぎて、1種類に絞れなかったことが功を奏し、
食べ比べを楽しんでいただけるラインナップとなりました。
ぜひ2種類並べて、お茶屋さんごとの個性を味わってみてください。
おもしろいですよ～(*^▽^*)(*^▽^*)

 

●素材の仕入れについて
金沢市でカフェ『豆月』を営む友人ご夫妻に、多大なるお力をお借りました。
その土地に根付いて商いをし、地域の方々と交流をされているので、
人脈も情報もたくさん！
あっという間に最良の素材を届けてくださいました。
豆月さん、ご協力くださった茶店舗のみなさま、本当にありがとうございました。

 

●寄付先について
先程もお伝えしましたように、
各商品のご購入代金の40％を義援金として寄付させていただきます。
町や市、県に託す形もありますが、
いま必要なところに届くのにどれだけの時間がかかるのか、
困っている方に本当に使われているのか、わかりません。
そこで、三日月のお客様から預かった大切な義援金は、
「直接、支援が必要な方へ迅速に届けること」を最優先事項にしたいと考え、
豆月ご夫妻を介して、直接、被災された方に渡していただくことにしました。
当面の寄付先は、能登島のガラス工房『kotaglass』さんです。
工房を営む有永浩太さんと史歩さんご夫妻のSNSから、
震災以降のご様子が垣間見えます。断水、停電、地面（床）のヒビ、陥没した屋根…。
それでも前を向いて進んでいる姿に、こちらが勇気づけられます。
アカウントを掲載しますので、お時間ありましたらぜひご覧ください。
有永浩太さん　@kota_arinaga
有永史歩さん　@shihocafe3

＜続報＞

第一弾の義援金は3月11日に、
能登島で被災されたガラス工房『kotaglass』さんに届けました。

震災から4カ月が経とうとしている今（4月22日現在）、
皆さんの支援の仕方が変化していると実感しています。
そこで、今後の義援金は、
本当に困っている地域へ継続的に支援を続けている以下の団体に託します。
「一般社団法人 ピースボート災害支援センター（PBV）」

●さいごに
長々と書き連ねてしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
三日月の小商いでは、なかなか大きな支援はできませんが、
皆さんのお力をお借りして、少しずつお渡ししていければと思っています。
商品をご購入いただいたお客様の支援のお気持ちをのせた寄付活動は、
一過性のものではなく、続けていくつもりです。
今後も、また新しい味の能登＆金沢発おやつを作る気満々なので、
おたのしみに( *´艸｀)( *´艸｀)

最後に、北陸地域の被災された皆さんが、
一日でも早く、いつもの暮らしに戻れるよう、願っています。

 

【購入方法】
☽ネットショップ→https://poundcake.stores.jp/
「能登半島地震復興支援パウンドケーキ」と記載してある商品が対象となります。

☽直売所店頭またはお電話でも承ります。【☎ 0463-68-0166 】